フィアット・プント

フィアット・プント

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フィアット・プント

まずはフィアット・プントFIAT PUNTO)の概要から。

プントはイタリアの大企業フィアット(FIAT)グループの屋台骨を支えるベーシックコンパクトカーです、いわばフォルクスワーゲン社でいうゴルフみたいなもんですね。



初代プントはパンダよりちょびっと上のクラスに存在し、1993年に登場してます。

血統的にはフィアット社最大のヒット作ウーノ(UNO)の直系的な後継車種になります。

この初代プント(176系)は1995年にヨーロッパカーオブザイヤーをも受賞し、販売も好調でヨーロッパのベストセラーカーになりました。

日本でも爆発的ではないですが、そこそこの販売台数は記録したようです。



プントとウーノ



筆者の愛車であるプントは2代目(188系)となり、1999年7月にフィアット創立100周年にあわせて発表されました。

初代の丸みをおびたボディを彫刻刀で削ぎ落としたように、エッジ面を際立たせたデザイン処理が特徴です。

先代もそうですが、ベーシックなコンパクトサイズのクルマにこのようなスタイルをポンと与えてしまうイタリア車の造詣ってホントすごいと思います、それまで出尽くした感のあるこのサイズのスタイリングに、あっさりと新風を巻き起こしてしまうんですから。

さすがデザインの国イタリアです。

ちなみにこのプントのように連続して同じ名前を継承するクルマは、イタリア車にしてはとっても珍しいと思います、大抵は一代限りの車名にて登場&消滅してますから。

フィアットでいえば、ウーノ、リトモ、ティーポ、テムプラ、クロマ、バルケッタ、クーペフィアット、どれも一代限りです。

チンクェチェントや2003年に復活したパンダなど間隔を空けての車名復活も存在しますが、連続同車名は近年プントだけだと思います。

日本での2代目プントは2000年6月より正規インポーターであるFAJ(フィアット・オート・ジャパン)より販売されてます。

ラインナップは5ドア1.2LのELXスピードギア(CVT)と3ドア1.8LのHGTアバルト(5MT)の2車種。

2001年10月にはELXをちょびっと豪華にしたHLXスピードギアが追加販売され、計3車種になります。



2003年12月、大胆なフェイスリフトが行われ、グリルが付いた「 エモーション 」になります。

ELX、HLXというグレード名は整理され、1.2エモーション・スピードギアと1.8HGTの2車種になってます。

このマイナー後の顔は賛否両論でしたが・・・。(笑)



2006年6月、後継車ともいえるグランデプントが発売されました。

名前にプントとあるものの、車格的にはワンサイズ上のクラスになり、プントとは別物になった感があります。

実際、普通のプントと併売もされてましたし。

現在プントは無く、グランデプントの3ドア(6MT)と5ドア(デュアロジック)が販売されいます。



筆者号は2001年購入の2代目プントになります。



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