MM法での買い参入

MM法での買い参入

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MM法で 「 買いのMM条件 」 を満足している銘柄は、そろそろ底値圏であると判断できます。

しかし、MM条件を満たしたからといってすぐさま買ってはいけません、誰でも株価の底値で買いたいのですが、ここはぐっとこらえます。

MM法での 「 買い 」 は逆張りをしません、あくまで株価の反転を見極めてから初めて買いを入れます。

MM法ではその判断を直近のローソク足にて判断します、MM条件を満足したあと、底から反転したローソク足の出現を待って買い参入するのです。

この足を 「 ボトム足 」と読んでいます。





ボトム足の判断は、前日の安値より高いところで始まって、かつ前日の高値を抜いた時点でします。前日の高値を越えたという勢いを買うのです。

上図は理想的なボトム足ですが、前日の高値を越えた赤線が買いを入れるポイントです。

ちなみにボトム足にはたくさんのパターンがあってかなり判断しにくいです、ここらへんはローソク足の勉強と経験が必要になると思います。





したがって上図は両方とも買い参入とはなりません、共に前日の高値を越えていないからです。

特に左図は陽線ながら前日の安値より安く始まっていますので、この日の日足がボトム足となる可能性があります。

このような場合は翌日以降に観察し続けるすることにします。あくまでボトム足の高値を越えないと買い参入しないようにします。






ボトム足の高値を越えて買い参入したものの、思惑とは反対に先日のボトム足の安値以下になった場合は、基本的にすぐさま損切り(ストップロス)をします。

先日ボトム足と思われたものがボトム足でなくなったのですから、速攻で損切りして被害を最小限にくいとめます。


・・・と書くのは簡単なのですが、実際はなかなかできるものではありません、特に筆者の場合。(笑)

時間をかけてよかれと思って研究して見つけた銘柄ですので「そんなはずはない!」と未練タラタラになります。(笑)

しかしここは心を鬼にして損切りできるようにならなければなりません、断固たる意思を持つようにしたいものです。

また、増田氏はSLラインで損切りするかどうかの判断をRSIでするのがベストと申されております。このへんの具体的な手法は増田氏の著書や上級者編のセミナー画像でご覧になってください。





MM法の売買ではボトム足の値幅が大切になります。(基本的にヒゲの部分は無視。)

ボトム足の高値を越えたら買い、ボトム足の安値を下回ったらストップロスとします。

こうすることで買い参入のリスクが 「 ボトム足の高値−ボトム足の安値 」と決定されることになります。つまり損切りすることになってしまった最大の損失額がこれになります。

増田氏は 「いかに被害を最小限に抑えるかが、個人投資家の成績に大きくかかわっている。」と申しております。

ある意味厳しいストップロスラインですが、被害額が少ないことも確かです。





たとえストップロスすることになっても、再びボトム足を確認して再度買い参入すればいいだけのこと、2回、3回とストップロスしてもその後儲ければ充分挽回できると思います。

上図はそのイメージです、青網部分が2度のロスカットの損失分、赤網が利益部分になります、その差は歴然でしょう。

買いの参入とロスカットは常に隣り合わせと思い、機械的に売買することが儲けにつながると思えます。感情的には難しいながらも、(笑) これだけは厳守したいと思っています。





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